Rの利点

近ごろよくR言語を用いることが多いので、利点を挙げてみる。

 

  • ベクトル指向プログラミングとも呼ばれるように、繰り返しの記述が簡潔。

  • グラフィックライブラリのggplot2の図表化ツールとしての完成度はピカイチ。
    reshape2やplyr, dplyrと合わせるとSQLのように正規化もできるため、「このデータのあれとあれとあれをこことここに表示」という、指を何箇所にも指してはじめて一つに定まるような指示が統一的に記述できる。

  • GNUが実装しているため、マルチプラットフォームも保証されている。しかもUNIXツールと違ってWindows上での安定性が高いのもいい。

  • 関数の引数を表示して確認したり、関数名をp = pasteのようにつづめたりすることが容易。特に後者は関数内の記述をとても簡潔にする。

  • runif, rnorm, qnormなど名前付けの規則性が高い。

  • ほぼ全ての関数にドキュメントが存在する。ドキュメントがなくても、ソースコード自体をインタプリタ上で表示させることが可能。

  • R-bloggerでは毎回なかなか先駆的なことをやっている。